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ガスセンサ専業メーカーのフィガロ技研株式会社（大阪府箕面市）は2月28日、運輸事業者向けに高精度な電気化学式アルコールセンサを搭載したプロフェッショナルタイプのアルコール検知器「フーゴプロ（FALC-11）」を3月４日から発売すると発表した。
呼気中アルコール成分の検知性能を飛躍的に向上させるとともに、ハンディタイプまたは据置記録型として運用できるような機能も搭載。測定データを2500件まで残せるほか、検査結果とあらかじめ設定したドライバーIDを記録させることで、本機単体でも個人識別が可能になった。また、付属の管理用ソフトを使えば、パソコンで一元管理ができるようにした。
従来10万円前後の機器にしか搭載されていなかった高精度な電気化学式アルコールセンサを採用しながらも、PC管理用ソフト付きで定価3万9000円（税別）の低価格で提供。導入時だけでなく、長期的に使用するための維持点検費用についても、リーズナブルな価格とサポート体制を実現した。