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高速バス停留所、調整協を設置 関東運輸局

 関東運輸局は2月1日、高速ツアーバスが速乗合バスへ移行されるのを受け、バス停留所の確保に向けた協議会を設置すると発表した。
 高速ツアーバスについては、昨年4月のあり方検討会の報告書および関越自動車道高速での事故などを踏まえ、2012年7月31日に新しい高速乗合バスの制度が創設された。これに伴い、高速ツアーバスは2013年7月末を目標に高速乗合バスへ移行する。
 高速ツアーバスは、新宿駅周辺を発着地点としているケースが多く、バス停留所の確保が困難だったり、交渉に長期間を要したりすることが予想される。そのため、協議会が高速ツアーバスの高速乗合バスへの移行に必要な範囲で、バス停留所の確保に向けた調整を行う。
 メンバーは国土交通省自動車局、関東運輸局自動車交通部、関東運輸局東京運輸支局、高速ツアーバス連絡協議会、東京バス協会、一般乗合旅客自動車運送事業者、高速ツアーバス事業者、JR東日本総合企画本部経営企画部、東京都都市整備局都市基盤部、新宿区みどり土木部、関東地方整備局東京国道事務所、東京都建設局道路管理部、東京都建設局第三建設事務所、警視庁など。第1回目の会合は、2月下旬から3月上旬を予定している。