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荷主・下請けの適正取引の推進を―兵ト協物流セミナー |
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公益社団法人全日本トラック協会と社団法人兵庫県トラック協会は11月20日、荷主との懇親を深める第42回物流セミナーをANAクラウンホテルで開いた。外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一氏が「アメリカ大統領選挙と今後の日米経済のゆくえ」と題した講演を行い、その後に懇親会が開かれた。 来賓の神戸運輸監理部兵庫陸運部長の藤田裕隆部長は、関越自動車道のバス事故を受けて監査のあり方の見直し、荷主と下請けの適正取引のさらなる重要性を指摘し「国土交通省では、効率的監査、悪質な事業者の摘発を進める検討会を行っています。また、トラック事業者の選定について荷主企業様にお願いがございます。乗務時間の遵守、社会保険加入が出来ている事業者の選定をお願いいたします。また、安全性優良事業者(Gマーク)の認定を受けている事業者が兵庫県下には639事業者あります。さらに、適正取引推進ガイドラインに沿った荷主・下請けの信頼関係の構築をお願いいたします」と協力を求めた。 手嶋氏は、中国、韓国、アメリカ、フランス、ロシアの代表者が選挙などで大きく入れ替わった2012と今後の経済について取材活動で元NHKワシントン総局長を務めた経験などをもとに解説。 白人至上主義者による暗殺の危険や世界の命を預かるという核のボタンの2つのプレッシャーに局面しながらも大統領選に果敢に戦うバラク・オバマ大統領の再選劇をクローズアップし紹介した。 |