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新興塗料メーカー「エスコート」、新しい価値への挑戦 (1/3)
自動車補修用塗料製造販売、古いしきたりへの挑戦

 自動車補修用塗料の販売の環境は厳しく、塗料メーカーからの販売金額において、ピーク時の昭和60年代に約500億円あった市場は、平成23年現在290億円まで減少している。また、平成14年以降毎年のようにメーカーによる値上げが実施され、20%以上の値段改定があり、販売数量は昭和60年代に比べ半分以下にまで減少している。
塗料販売数量の激減はボディーショップ業界の業績低迷につながっている。

 自動車補修用塗料を扱うオートサプライヤー(塗料販売)は全国に800社で約30,000社のボディーショップに流通している。ボディーショップの減少に比べ販売店の減少が殆どないのは塗料販売の高い利益率にもあるとも言われる。

 塗料メーカーは12社あり、とりわけ数社の塗料メーカーの販売数量は販売戦略の失敗、相対的な商品力の低下や価格上昇により販売数量を激減させている。寡占化の進行が顕著な業界とも言える。


株式会社エスコート会社概要
代表取締役:櫻井 隆宏
本社:兵庫県三木市緑が丘町東1丁目10-25
設立:平成11年2月4日
資本金:2500万円
正社員:12名
販売代理店数:92店 
全国40都道府県で販売