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【タイムズ24に聞く】カーシェアリングビジネスの可能性 (2/2) |
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カーシェアリング——新しい使い方 就職して2、3年目くらいの若者が、仕事を終わってから利用されるケースが増えているようです。特に印象的だったカーシェアリングの新しい使い方は、毎週金曜日に車を借りる社会人の女性のお客様です。使い方をお聞きしたところ、女性4人で「カラオケボックス代わりにしています」という回答でした まさに「部屋」としての使い方ですが、それでいいと感じています。例として、地方から都内の出張される方にも利用していただいています。夏場はどこへ行っても暑いのに加え、電子機器を持ち歩くので電源も確保したい。そこで、車を快適な移動事務所として使っていただいているようです。 昨年の東日本大震災の時などは、交通機関がマヒして帰宅できない中、大変重宝されました。なぜそれが分かったかというと、長時間借りても走行距離が少ないというデータが出てきたからです。 カーシェアリング ——今後のあり方 よく「レンタカーの需要と競合しないのか」と問われます。これは全く競合しません。レンタカーの利用者は車に乗りたい方で、前もって予約されます。それに対し、カーシェアリングは「思い立ったが吉日」の人。「天気がいいから車にしようかな」「車があったらいいな」というような、車がなければタクシーや電車といった交通機関を利用される方々で、我々にとっては新しい市場です。 現在、「ショールーム」のような取り組みを行っています。「タイムズ六本木鳥居坂ステーション」には全車種を揃えたところ、様々な方にご利用いただいています。タイムズプラスが新たな車へのコンタクトポイントとして、少しでも多くの方に触れてもらえたら嬉しい。 |