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内航コンテナ貨物助成、決定事業者を発表  兵庫県
 兵庫県は8月2日、内航コンテナ貨物助成事業の助成対象事業者を発表した。
 同事業は、県が管理する港湾の活性化や貨物輸送時に発生するCO2排出量削減、国道2号バイパスを始めとする沿道・地域環境の改善を図ることが目的。学識経験者らでつくる審査会での審査を経て、助成対象事業者を決定した。
 対象事業者と事業の概要は、西日本内航フィーダー合同会社が行う「神戸港―東播磨港(高砂西港)間の内航コンテナ貨物の輸送事業」と、日触物流が手がける「神戸港―姫路港(網干地区)間の内航コンテナ貨物の輸送事業」。
 2012年4月1日から13年2月28日までの間、県管理港湾の公共埠頭と阪神港(神戸港・大阪港)の間で新たに海上輸送されるコンテナ貨物を対象に、1TEU当たり2000円を補助する。予算額は800万円。
 これに合わせて、助成対象貨物を輸送する船舶の入港料免除、助成対象貨物の船積みと荷揚げにガントリークレーンを使用した場合の使用料の50%減免も行う。