自動車ニュース
昨年に続き盲導犬育成に寄与 トヨタレンタリース神戸 (3/3)
 立会人の松岡克博神戸新聞厚生事業団理事長は「盲導犬がいれば健常者と同じく喜び も悲しみも分かち合い暮らせるようになれる方も多い」。田上理事長は「レンタ神戸と共に20周年を迎える来年に貸与出来ればと思う。19年間、試行錯誤しながらここまできた。盲導犬は全国1千24 頭、県下で63頭、神戸で23 頭が活躍している。待っている方がたくさんおられ、そういう方々が安心して暮らせるよう頑張りたい」。

 トヨタレンタリース神戸から目録、協会からは感謝状が贈られ、アピール犬と共に記念撮影したあと、懇談で田上理事長は「犬の寿命は約15年、活躍は9年くらいなので、犬が亡くなると視覚障害者は急に困るので、続いて貸与しなければならず、新たに貸与出来る頭数は少ない」、「音が頼りだけに音のしない車に困っている」などの苦労を話した。