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狭い道路の両サイドには、ずらりと並ぶ路上駐車。しかも、駐車の間隔は、驚くほど狭い！そんなパリでsmartは大活躍だ。
シャルル・ド・ゴール空港からシャトルバスに乗ると、縦列駐車された両サイドの"オブジェ"を尻目に、市内に到着する。
パリ市民に聞くと、前後の自動車にぶつけながら、脱出する車間を作るのだという。バンパーで他車を押しのけながら路上駐車する光景も日常茶飯事で「バンパーはそのためのもの」という認識だ。
駐車スペースを確保するのが困難なため、小さな車が愛用されている。
パリの都市設計、その成り立ち
どうして縦列駐車がこんなにも酷いのか？と聞くと、「中世の街並みがほぼそのまま残っているから」だという。
そもそも中世では、自動車が走ることを前提に都市設計をしておらず、馬車が一方通行できる程度の細い道が多い。ましてや当時は駐車する必要がなかった。
