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吉川氏、県タクシー協会長戦に立候補 (2/2)
 
 吉川氏は「兵協の理事会で推して頂き兵協のバックアップを受けたことに私からお礼を述べたい。私は経営委員長など協会の役も受け、また枝松さんらと協会改革の委員もしており、神戸・阪神間も支部となる。ここで各地域の二−ズにあった事業を展開、またその声を中央に申し入れたい。各支部が良くなると協会全体が良くなる。選ばれるタクシーを目指してマナーサービスの向上など神戸阪神地区が中心となってレベルアップしたい。各地域の特性を活かした機動的な運営また支部組織の充実、局面する課題への組織的対応と求心力の強化など改革が必要で、まず支部で地域問題を話し合い、集約して統一した意見を中央に反映させたい。神戸阪神間支部では支部長と会長の兼任はダメだと思う」とも述べた。
 
 吉川氏は経営委員長時代に県下のタク運賃改定に尽力して「初乗り1.8 キロは成功したと思う。タク特措法で14.9%の減車で無視を言って、会長に協力してもらったが、前会長とは方向が違った。する事はしてこそ行政にものが言える。タクシー事業法についてはあの方向に行かざるを得ないのではと思う」と述べた。
 
 最後に記者から「前会長が会長に手を上げると思われるが、その時は選挙戦で戦うか」の質問に対し「選挙のために立ったわけではない。しかし、そういうことになれば…」と語るにとどめた。南理事長は「常識と良識に期待したい」と一声。吉川理事長は2006年兵タ協経営委員長、2010年神戸阪神間地区委員長(兵タ協タクシーサービスセンター長)。