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EMS『スマデジ』を発売予定、レコダとも連携 パイアール (1/2)
 スマートフォンを使用したドライブレコーダーとアルコールチェッカーを販売するパイアールは10月12〜14日、東京ビックサイトで開催されたITpro EXPO 2011・スマートフォン&タブレット2011秋に新商品のスマートフォン用エコマネジメントシステム(EMS)『スマデジ』を出展した。
 この『スマデジ』はスマートフォンを使用したデジタルタコグラフで、車両のOBD端子に取り付けた専用のコネクターを通じWi‐Fi経由でスマートフォンに燃費状況、エンジンの回転数、アクセル・ブレーキ回数などを配信し、スマートフォンのアプリ上で表示する。
 さらに、スマートフォンから携帯回線を通じて運行管理者のPCへより詳細な運転データを送り、管理者が運転状況をリアルタイムに把握できる。
 スマートフォンのアプリ上では危険な運転を行った場合、警告音と共に文字で注意喚起する。警告の内容はエンジンの回転数や故障などで、警告の種類に応じて異なる警告音で注意する。
 故障などのトラブルが発生した際、画面上に指定した連絡先などへの電話を誘導したりできる。将来的には自動車にパンクなどのトラブルが起こった際、その対処法などを画面上に表示していく。
 また、同社が開発した既存のスマートフォン用ドライブレコーダー『レコダ』とも連携しており画面をタッチするだけで、『スマデジ』と『レコダ』の切り替えが可能だ。