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ドラレコ全車搭載を目指す―総合安全プラン2009 (1/2) |
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世界一安全な道路交通の実現を目指し、平成30年を目途に交通事故死者数を2500人以下とし、その交通安全対策として掲げた「事業用自動車総合安全プラン2009」の協議を行う事業用自動車に係る総合的安全対策検討委員会が9月29日に開かれ、進捗状況の確認と今後の対応策を話し合った。 各業界の進捗状況と今後の対応策について (バス) 旅行業界とパートナーシップガイドラインを締結 安全性評価制度を開始 パンフレットの作成や毎年開催する安全輸送決議などの取り組みを実施。貸切バスについては、発注者である旅行業界とパートナーシップガイドラインを締結すると共に、貸切バス事業者の安全性評価制度について今年より運用を開始した。 (法人タクシー) ドラレコ全車搭載を目指す 安全マネジメントに力を入れている。現在、小規模事業者(10台未満)向けの安全マネジメントの手引きを作成中。ドライブレコーダーは4割の会員が搭載。交通事故削減に努力した都道府県協会を表彰する制度を実施。また減車を積極的に行い、事故数の削減に取り組んでいる。ドライブレコーダーの導入に関しては各地方の共済で補助制度を実施。ゆくゆくは全車装着を目指す。 (個人タクシー) 安全運行指導員310人設置目指す 運行管理者がいないため、「安全運行指導員」を共同組合ごとに設置。現在全国で310人が指導員として運行管理を行い、運行の安全性向上を図っている。また、安全運行指導員のレベルの向上・啓蒙も図っている。 |