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人材確保と育成など重点取り組み発表 神戸運輸監理部 (2/2) |
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海難事故は明石海峡周辺で多く発生、小型船舶の件数も高い水準で、今年度は春・秋事故防止キャンペーンを実施啓発用リーフレットを全立入船舶に配布(800隻目標)、小型船舶は1000隻を目標にパトロールを実施。陸上にお いてもコンテナの落下事故等が発生、街頭指導など県警とも連携して安全確保に努めるとしている。 内航フェリーの活性化についてはフェリー業者が存亡の危機にあるとして経済危機対策と合せて現行制度下で可能な支援策を図る。また観光ではみなと神戸港をクルーズでにぎわうように3運輸局(神戸・中国・四国)でVJCを実施する。さらに観光分野の人材確保と育成に産学官連携で取り組む。 この他海事産業の人材確保と育成に向け学校教育における取り組みとし、兵庫県下の全小中学校(約1200校)に海事副教材の配布等進路ガイダンス授業など推進する。 また今年から始まる造船、舶用工業における「匠の技」の顕彰制度もあり技能の伝承にも努める。中長期的に高齢化による4000人以上の船員不足とみられることから雇用確保と船員の確保にも対応していくとしている。 |