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セーフティートレーニング、グリーンピア三木で開催―JAF (2/2)
  30キロまでの時速で、正面に搭載されたカメラが障害物を感知し、自動ブレーキで衝突を軽減するプリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)装備車による効果体験や濡れた路面等の横滑りを防止するESC(横滑り防止装置)装備車による効果体験が出来るということもあり、注目が高まった。
 
  参加者らは午前中に正しい運転姿勢やスムーズなハンドル操作などを学び、車の死角・SRSエアバック作動実験を見学した。午後からは2グループに分かれ、自身が日々使用している車を使って実技を行い、信号システムを使用し、ブレーキのかけ方やハンドルの切り方、反射神経の鈍りをみる反応ブレーキを体験。さらに、スバルのアイサイトを使用した衝突被害軽減ブレーキの試乗実験、マークエックスで濡れた路面で横滑り防止装置を体験するなど、充実したプログラムと十分なスタッフの配置さらには親切に教えるサポート体制で多くの安全技術と知識を習得した。
  参加した女性は「今回で2回目です。毎日使う車なので、自分の運転技術を過信してはならないと思い、参加するようにしています。前回に比べ少し反射神経が鈍くなっていたことが分かりました。先進安全技術に対応した車にも試乗でき、大変有意義でした」と話した。

  秋にはシニア向けセーフティートレーニングも開催される予定だ。