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兵庫県タクシー協会 年度内に県下全域で全車禁煙化を決める (2/2) |
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理事会は「第3回接客コンテスト」の実施、理事(稲井信男平和タク社長)、監事(植田正己日の出タク社長)の辞任など了承した。松本会長は冒頭挨拶で「姫路・東西播地区が増収率8・23%の自動認可運賃が公示された。 残る県下北部地区は早い時期の実施をめざし、また淡路は検討中。本日は「受動喫煙対策」について薗先生から講演頂くが、本年中の早い時期に実現したい」と述べた。 理事会に先立ち「受動喫煙対策について」を議題に西宮保健所所長の薗潤氏が講演を行った。薗氏は「タクシーの禁煙化は兵庫県はかなり遅れている。ただ『禁煙にご協力をお願いしますというなんちゃってタクシー』のようなのはぜひやめてほしい」と述べた。また「運転手さんの禁煙についても会社のほうで考えてほしい。タバコの本数を減らしてもダメ。きっぱりやめることが大切だ。そして他人のタバコを吸わされることを防がなければならない。タバコの煙は壁を作って分煙しても流れてくる。すべての働く人が完全禁煙の環境で働けるように守ってほしい」と。 ほかに病院で医師として患者の治療にあたっていたことからタバコと病気の恐ろしい関係などにも触れ「タクシーも例外なくきっぱり禁煙にして頂きたい。運転手、客の健康を守り、車もきれいになる。いいことばかり。そのためのお手伝いも喜んでさせて頂く」とタクシーの完全禁煙化を訴えた。 |