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オートバイの高い機動力、東日本大震災でも大活躍 (2/2)
  宮城県知事の要請を受け、吉田理事長みずから3月28日に第1陣(埼玉、大阪、千葉の協同組合から21名)として現地に赴いた。「本当は発生直後にトラックいっぱいにオートバイを積み、被災地に向かおうとしたが、『今行っても仕方ない』と皆に止められまた。今思うと発生直後は被災地が混乱していたので”行かないことがボランティア”だった」と自身のとっさの行動に笑いながら振り返る吉田理事長。

 
  現地で活動したから分かることは何かという問いに対し、吉田理事長は「テレビではあまり伝えられることとの少ない自衛隊の活躍です。自衛隊が道の瓦礫の除去作業を行い、日に日に景観が変わっていくことに驚きました。彼らの活躍を称えたい」と訴えた。
  
 
  また吉田理事長は「近年、若者の車離れが進んでいます。それは若いうちから二輪や四輪をはじめとするモータースポーツに慣れ親しんでいないからだと考えます。また、オートバイは地方での移動方法としても活躍が期待されています。規制緩和を訴えながら、二輪の楽しみを社会にもっとアピールしていきたいと思います」と語る。