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トラックの日スタンプラリー 10月12日神戸モザイク周辺で
 兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は6月30日、総務委員会を開催、藤井和重委員長(メイカ)、松村守(マツムラ)、原岡謙一(原岡運送店)両副委員長を再選した。

 会長再選となった福永会長も出席、冒頭あいさつで「政治への政策、施策に対してトラック協会は全ト協と連携して要望活動を積極的に展開したい。交付金にしてもヒモ付きで不満があるがやり方はあると思う」と合法的な運
用の必要性も強調した。そして業界の政治力の必要性を訴えて協力をもとめた。

 審議事項で、協会荷物配送業務委託は、8月21日に事業者選定会を開くが、1度当たると数年参加出来ないような公平性の導入を検討することとした。交通安全祈願祭及び交通事故犠牲者慰霊祭は9月14日生田神社で行う。

 トラックの日イベントは10月12日、神戸高浜岸壁(モザイク周辺)にて開催する。トラッ君スタンプラリーはラジオ関西の後援で、神戸高浜岸壁を発着点として神戸市兵庫区コース「兵庫区の史跡と兵庫津の道を歩こう」(5.7
km約85分)に決めた。モザイク周辺には各支部のPRブースを設置して、地域の特産物や荷主の商品を安価に販売するなどのプランもあり、参加できる支部から設置する。約600人の参加を予定している。

 出席委員から1.燃料サーチャージの法制化、2.兵ト協研修会館の新築移転、3.4半期予算執行報告、4.公益法人化問題等に要望、質疑があった。

 これらに対し福永会長から「運賃、燃料サーチャージなどは行き過ぎた規制緩和を見直すなかで考えたい。研修センターは現在、耐震調査中でその結果を待ちたいが、移転までは発展したくない。予算執行で4半期毎の報告はしても良い。公益法人問題は2013年までには、はっきりしたい。進め方は全ト協を通じて考えたいが、検討委を設置したい。各支部でも検討してほしい」と述べた。

 交付金会計から支出が認められていない健康診断助成について、太田専務理事は「会場費や人件費などは認められるようだ。一般会計でやりくりして1千万円程度の助成をしたい」と提案した。今後の継続審議議案となった。