|
||
平成23年度は協会設立50周年―兵庫県指定教習所協会 (2/2) |
||
山口勝英会長は冒頭あいさつで「年度末の忙しい中、ご出席いただきありがとうございました。今回の大震災においては死亡・行方不明者が2万7千人を超える非常に大きな災害となり、宮城県では3カ所の教習所が流されました。阪神淡路大震災では全国から約4千万円の義援金をいただきました。当協会では少しでも多くの義援金をお送りしたいと考えております。 また平成23年度は協会設立50周年にあたるため、設立記念日にあたる11月7日に記念講演会を開催し、記念紙を発刊する「協会設立50周年記念事業」を推進したいと考えております」と話した。 来賓の運転免許試験場長の大路伸一氏は、大震災で被災した教習生に対し「あらゆる便宜を図る」とした例外措置をとっていただきたい。 警察では前年対比より減少させることを掲げております交通事故が多発傾向にありますので交通事故防止に対し一層のご協力をしていただきたい。 また、繁忙期における原付教習、初心運転者教習など委託業務の適正な実施をお願いしたい。 教習所を取り巻く情勢が、少子化と若者の自動車離れで受験者が予想以上に悪化している。借地料が払えない、教習所の移転で問題が生じかねない状況です。教習所の特異な事案がありましたら、早めのご連絡をお願いしたい」と話した。 活動の重点項目として1.初心運転者の育成2.高齢者講習受講者の受入体制の整備3.経営環境の変化に対応した事業の推進4.会員相互の緊密な連絡協調。 以下は主な活動内容 (交通安全思想の普及) 「指定自動車教習所広報月間・教習所の日」による交通安全思想の普及、教習所解放による「地域の交通安全教育センター」としての活動強化、「エコドライブの普及活動」の積極的な推進。 (協会・教習所の運営など) 公正競争規約などの遵守意識を高めるための事前相談の励行、受託のための適正な業務推進、「一般社団法人」移行への具体的な事務処理、「協会創立50周年記念事業」の推進 (職員の育成・訓練) 「全指連」主催の全国安全運転競技大会(兵庫県大会は6月27日開催予定)、パワーポイント等を活用した効果的教習技法の獲得 (受託事務等の推進) 一般競争入札の対象となる職員法定講習の応札業務の適正な推進 (その他) 協会HPを活用した業界PRと各種情報の共有 |