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【地震関連】発生当日に出動―兵庫県レッカー事業組合 (1/3)
  3月11日の東北地方太平洋沖大震災の発生直後に兵庫県警災害対策本部広域援助隊より出動要請を受け、17日まで人命捜索補助活動および進入路補助活動に向かった兵庫県自動車修理業・レッカー事業協同組合の先発隊(株)ナカムラオートの中村修代表と(株)交通救護センタークサカの日下剛代表に現地の活動と、さらに兵庫塗装(株)の大西邦典代表とともに今後の活動について伺った。(後発隊は(株)前島自動車、カーテクノジャパン、ボディーショップサイトウ、馬場崎モータース)。出動車両はセンチュリー716&F3(緊急車両)、タダノOC120MW(緊急車両)、ジャーダン小型レッカー・ユニック付きセルフ・現場偵察車ジムニ―の計5台。


【現地の活動について】
(中村氏)
大震災の発生直後、「県警からの出動要請を待っていても来ない」と踏み、兵庫県警に出動できる旨を伝えると、「来てもらえるなら嬉しい」との返答を受け、ただちに出動しました。「百聞は一見にしかず!何かが起きたら現場に直行しよう!今、出動しなければいつ出る?」という精神のもとでの行動でした。
  自分たちが活動するのに必要最低限の食料と水(水100リッター、灯油40リッター、ミネラルウォーター10ケース、カップラーメン10ケース、オムツ5ケース、ウェットティッシュ2ケース、灯油ストーブ1個、レッカー車両用燃料100リットル)、21時に救援活動先の確認もままならないまま日下氏とともにレッカー車2台に飛び乗り救助に向かった。