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松浪・平井・三原氏が三役に―自民党 運輸物流改革議員連盟総会 (2/2) |
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呼びかけ人は新世紀のメンバーが中心だ。衆議院から、あべ俊子、江藤拓、加藤勝信、河井克行、後藤田正純、武田良太、徳田毅、西村康稔、平井卓也(会長)、松浪健太(幹事長)。参議院から、岩井茂樹、中西祐介、松下新平、三原順子(事務局)(敬称略) 設立総会は衆議院第1議員会館第2会議室で行われ、松浪健太衆議院議員が司会進行を務めた。役員の選任、規約案、活動の方針と議事が進められ、さらに関西テレビが8月9日に運送業界の現状を取り上げた番組が放映された後、過労死ドライバーの遺族とその友人(青山本店と三栄運輸)、保有台数5〜10台の小規模事業所からヒアリング行われた。 運革議連が問題点としてあげるのは1.過労死が業種別で突出するほどの過酷な労働条件2.規制緩和による傭車の増加3.下請け構造の多層化による中抜きの横行4.過当競争による運賃の低下5.国交省の実態把握が不十分であること。 その背景を物流2法(貨物自動車運送事業法と貨物運送取扱事業法)が平成2年に施行され、トラック運送業の本格的な規制緩和が行われたことしている。 また、当面の課題を1.国土交通省に元請け、一時下請け、二時下請け、またトラック事業者の規模別に運賃を把握させる。2.距離を基にする運賃と時間を基にする料金を運賃の算出方法を適正に算出する仕組みを確立する3.丸投げ構造の多層化に歯止めをかけるルール作り4.利用運送業(仲介業)の収受手数料を適正化するとしている。 |