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新副会長に金井氏、日下氏を選任　近畿トラック協会
　近畿トラック協会（大和健司会長）は６月23日、大阪市内の新阪急ホテルで理事会を開き、平成20年度事業報告及び収支決算報告（３千273万円）、役員の一部変更について原案通り承認した。

　冒頭、山和会長は「環境対策や交通事故防止、労災事後防止対策などや高速道路料金のさらなる引き下げ問題、規制緩和の見直し問題、新公益法人への移行問題など多くの課題が山積しています。連携を強化し英知を結集していきたい」とあいさつした。

　京都府トラック協会会長の竹之内實氏が勇退したことに伴い近ト協副会長に金井清治氏（京都府トラック協会会長・京都産業貨物(株)）が就任した。同様に、和歌山県トラック協会会長の日下善右衛門氏が勇退に伴い後任に龍田潤三氏（和歌山県トラック協会長・新栄陸運(株)）が就いた。

　来賓祝辞で各務正人・近畿運輸局長は「景気は底を打ったと聞くが関西の経済はまだまだ厳しい状況です。構造改善事業も今の調子でいくと一次の募集で予算を使い切るのではないかと思う。コンテナの横転事故など大きな車が事故を起こすと社会的影響も非常に大きいです。安全対策は非常に重要です。さらに５両割れ事業者への監査結果についても公表させて頂きます」祝辞を述べた。