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パナソニックが出資、テスラ製電池パックに搭載
  電池メーカーとしてもグローバル展開を続けるパナソニックは11月4日、EVのベンチャーであるテスラモーターズに3000万米ドル(約24億円)を出資し、両社の関係を強化した。


  テスラはトヨタ自動車と共同で開発してるEVの生産に加え、EVパワートレイン(電池パック、充電器、インバーター、モーターなどのEV駆動システム)を自動車メーカー向けに製造している。テスラ独自の電池は生産しておらず、複数の電池メーカーから供給を受けるかたちで生産している。同社のEVはEV専用電池を使用せず、パソコンのバッテリーなどに使う汎用のリチウムイオン電池を数千本用いるのが特徴。


  またパナソニックが製造する18650型リチウムイオン電池はEV向けに開発に着手し、動向が注目されていた。


  今回のパナソニックの出資により関係を強化した両社は、市場拡大と低コスト高品質を目的にパナソニックの18650を搭載したテスラ製の電池パックを共同でマーケティングを行う。


  リチウムイオン電池を搭載したEVはこれまで高額であることが懸案事項となっていた。このような動きが活発化すればコスト面のハードルが下がることが予想される。