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指定教習協会総会 認知機能検査スタートトラブルのない対応へ
 兵庫県指定自動車教習所協会(山口勝英会長)は6月25日、明石市のグリーンヒルホテル明石で平成21年度通常総会を開き、原付講習事業、高齢者講習受託業務など平成20年度事業報告と決算を原案どおり承認した。

 山口会長は冒頭挨拶で「6月から開始の認知機能検査の導入は世界で始めての制度。デリケートな問題もありスムーズなスタートを切ってほしい。トラブルなしで軟着陸をと思う。また入学者が少ないが値引のないように。落ち着いた対応をお願いしたい」と要望した。また今期で協会顧問を退任することとなった石野重明氏(県自校西宮)は「平成8年警察を辞め、13年間県自動車学校にお世話になり、非力な私が11年間当協会の会長、顧問を務められたことに深く感謝とお礼を申し上げます。業界は少子化、料金低廉化で正に冬の時代。今しばらくは続くが、山口会長の言う和の精神で創意、工夫、熱意で春の到来に変え、お互いが暖かい笑顔で話し合える環境を作って下さい」と謝辞。

 第2部の「平成21年度優良教習所・教習功労者等表彰式」は松田保・兵庫県警交通部長、津村芳輝同部運転免許試験場長らが出席して開かれ各部門の受賞者に警察本部長・協会長連名の表彰状と記念品が松田部長、山口会長から手渡された。

6月25日(むじこ)をPR

県指定自動車教習所は6月を指定自動車教習所広報月間と定め、社会的役割の広報と職員に誇りと責任を自覚させる目的で創設したが、6月25日(むじこ)を指定教習所の日と定めてさらに広報活動を展開している。6月24・25の両日は同協会職が総出で明石運転免許試験場とJR明石駅周辺で「6月25日指定教習所の日」シンボルマーク入りティツシュなどを配布してPRした。