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「風と太陽の力」−六ヶ所村で実証実験を開始
 日本風力発電(東京都港区)は9月16日から、トヨタ自動車、日立製作所、パナソニック電工と共同で、ICT(情報通信技術)を活用した次世代送電網スマートグリッドの実証実験を青森県の六ヶ所村で始めた。

 日本風力発電が風力による電気を供給し、トヨタは家庭で充電のできるプラグインハイブリッド車とスタンドを提供する。日立は太陽光発電設備(100kw)と通信機能を持つ電力計「スマートメーター」を置き、家庭での電力の消費方法を調べ、省エネへ向け、開発を進める。

 原子力や火力、水力など各国・地域が個別に抱えている電源、送電線や通信インフラの事情に対応するためには、新たなエネルギー源の導入が必要という考えから実験を開始。今後は電力を安定的に供給できる送電網の構築が課題となる。