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継承、変革、創造−兵庫県自動車青年会議所40周年記念祝賀会
 兵庫県自動車青年会議所(北川博彦理事長)は9月11日、創立40周年を祝し、神戸ポートピアホテル・トパーズの間で記念祝賀会を開催した。

 初めに北川理事長は「我々は青年としての英知を情熱をもって大きな視野と指導力を養成し以ってモータリーゼーションの発展を図り業界発展の確固たる基盤を築きあげよう」記されている綱領を唱和した。

 北川理事長は「ここ数年、自動車業界を取り巻く環境も目まぐるしく変化を遂げ、ハイブリッド車、EV車の次世代自動車時代に突入しました。当会議所会員は自動車整備業界の指導者と成りうる人材として寄与しなければなりません。目指すは次世代モータースです」とあいさつした。

 来賓の橋本一豊兵庫県自動車整備振興会会長・青年会議所OB会会長は、「発足時には自動車整備業の二世を含む青年経営者の修練の場としてスタートしましたが、今後も皆様のお力添えを整備業界全体の発展を目指す為に大いに期待しております」と祝辞を述べた。

 この他に、平井隆生近畿運輸局自動車技術安全部長、藤田裕隆神戸運輸監理部兵庫陸運部部長、橋本武司兵整振専務理事、田中徳彦大阪青年会議所会長、糟之和美京都自動車青年会議所、井上清隆(株)自動車新聞社社長らが来賓として出席した。

 宴会に入り、しばらく後に、40周年の歩みがスクリーンに映し出された。番所保初代理事長から北川理事長までの歩みが画面に浮かびあがると、出席者は目を大きくして見入っていた。

 また、歴代OBが正面に置かれた椅子に座り、三宅隆宏さんが「東京で酒を飲み、番所保さんの寿命を千縮めたのはわたしです」と言い笑いを誘う一幕もあり、会場内に温かな空気が流れ、閉宴した。