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拡まる”安全教育”としてのエコドライブ講習 |
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運送事業の生命線は事故を起こさないことだ。最近エコドライブを“安全教育としてとらえ、ドライバーにエコドライブ講習を受けさせる事業者が増えている。 これまでエコドライブは、燃費改善など地球にやさしい運転促進といった環境対策と認識されていた。そのため当初、受講者らから「実践できるかわからない。面倒だ」などの声が聞かれ、低評であった。 しかし、最近ではエコドライブ講習の内容は、急加速や急ブレーキを避けるための危険予測や積み荷に応じたスピードの加減速といった“安全教育”だという認識が環境対策に熱心な事業者らの間で徐々に拡がりつつある。 兵庫県トラック協会はクレフィール湖東が行うトラックドライバー対象のエコドライブ研修の1日研修や3日間研修の受講助成事業を行っている。次回の助成対象の3日研修は9月17日(金)〜19日(日) 大型10名・普通10名計20名を募集している。 また、ナスバネットを設置している網干自動車教習所(廣橋一成設置者)でもトラックドライバーへのエコドライブ講習の受講が可能だ。近隣の運送事業者から近場でエコドライブ講習と安全教育が受講できると評判。8月21日には環境大臣賞を受賞した新宮運送グループ会社の常磐運輸(株)(高野義禎社長)の3名がエコドライブ講習を受講した。 講習指導員は「教習所では、究極のエコドライブ(安全教育)を受講していただきます。はじめは違和感を感じるが、日常の運転の中でどのように応用出来るかを考えことが大切」と同教習所の指導目的を話した。 網干教習所でのエコドライブ講習の模様 |