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不正改造車排除へ自販連県支部が開講160人が熱心に受講 |
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自販連兵庫県支部は6月の不正改造車排除強化月間に先立つ5月18日、乗用車店対象「不正改造防止研修会」を県民会館で開き、店長や工場長ら160人の参加者が熱心に受講した。神戸を中心とした新型インフルエンザ発症が一斉報道されたあとだけに4社が参加を見送り、平田博美専務も再三にわたり「マスク着用、手洗い励行」を呼びかけた。 兵庫陸運部の山本昌彦首席陸運技術専門官は「保有台数7千926万台と15万台減ったが、34%以上が10年以上となり危険が増している。県下でも296万台走っており、保守管理の不備による事故、不正改造や不正車検や排ガスによる大気汚染など問題も多い。交通事故は減ったが、事故原因の一つに不正改造があり不正改造車110番に平成20年は1千461件、この4月だけで380件の通報がある。車台番号の不正が検査場で見つかる。検査の7割を占める指定工場からも情報を寄せてほしい。一部の悪質な指定工場による不正車検が車検制度そのものを揺るがしかねない」。 米倉敏幸陸運技術専門官は「整備命令に従わないと罰金50万円以下」など関係法令、昨年6月実施の街頭検査結果など行政の取り組み、不正改造車を排除する運動で事業者が取り組むべき事項、自主点検票を説明後、新幹線の事故防止に用いる『エラーの4M要因』(MANヒューマン、MACHINE機械、MEDIA環境要因、MANAGEMENT管理)を参考に紹介。田中護兵整振課長は合否判定を画像を用い視覚に訴えた。 |