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EVはどこへ進むのか 産学がビジネスモデルや研究成果を発表 |
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(株)ZMP(谷口恒・代表取締役)は3日、EVの研究開発などについて発表する『実践ロボット教育・研究フォーラム』を開催した。 谷口氏は「当社は今年で10年になる。人型ロボットから家電など様々な分野に応用してきました。実車での研究プラットフォームも予定しています」と述べたうえで、今後の展開について同社がITSなどの研究用車両として販売しているRoboCarの廉価版(RoboCar Lite)を本年12月から発売を開始すると発表した。価格は29万8千円。受注は本日から。 公演では、早稲田大学大学院情報生産システム研究科の大貝晴俊教授が北九州で行っている普通自動車を対象にした「九州・ひびきの自立走行研究会」などに関する研究活動を解説した。 また、伊藤忠テクノソリューションズ(株)の菊池聡・新エネルギー・インフラ事業推進部長は「新エネルギーと成長戦略 電気自動車からスマートグリッドまで」と題して、これからのスマートグリッドにおける同社のビジネスモデルなどについて説明した。 菊池部長は「これからは携帯電話のような電気自動車を作りたい」と述べ「問題は電気自動車を整備する人材育成ではないか」と指摘した。 その後も、金沢工業大学、日産自動車(株)、日本ナショナルインスルメンツ(株)が研究発表などを行った。 (詳細は次号紙面で。) |