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「新生兵協の作業は完了」と橘理事長 兵庫県タクシー事業協組
　兵庫県タクシー事業協同組合（橘信一郎理事長）は2日、クラウンプラザ神戸で第55回通常総会を開催、平成20年度事業報告、同決算、新年度予算案など原案どおり承認した。

　決算では、事務取扱い手数料として組合員に約3千400万円を還元したほか、当期利益から約440万円を利用分量配当とし、合せて約4千万円を組合員に還元している。

　橘理事長は総会で「神協と1年間かけてチケット統一を行い、新たな事業として前払いクーポン券の発行、メーター検査場も新設し、新生兵協の作業は完了したと思う」とあいさつ。懇親会に先だって先の叙勲で旭日双光章の受賞に輝いた松本奈良雄兵庫県タクシー協会長に橘理事長から祝い金が贈られた。

松本会長は「受賞は県下258社の会員業者の代表として頂いたもの。これからも微力であるが皆さまのため尽くしたい」と述べて「兵協の運営に役立てて下さい」とその場で祝い金を返上した。

　懇親会は南和雄副理事長の「苦しい時こそ笑顔で明るく楽しく」との挨拶で開宴した。来賓祝辞は盛山正仁衆議員、赤羽一嘉衆議院秘書尾園久明氏、立石幸雄兵庫県議、安達和彦神戸市議らが述べて盛会だった。