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全国自動車無線連合会 デジタル化の推進と公益法人への対応 |
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全国自動車無線連合会(藤本國男会長)は11日、京都市の京都帝国ホテルオークラで第49回通常総会を開き平成20年度事業報告、決算を承認、デジタルタクシー無線の普及・推進。公的補助制度の充実・拡大、公益法人制度への適正な対応、全自無連50周年記念の基準など事業計画及び予算を原案通り決定した。閉会直前にタクシー特措法が衆議院を全会一致可決とのニュースが舞い込んだ。 開会挨拶に立った坂本克己副会長は「まさにこの場所(会場)は幕末の薩長連合が話し合った所。タクシー維新、タクシーの夜明けを感じます」と述べれば、藤本会長も「チェンジ、希望の持てる変化の始まりの第一歩である。協会の活動は、デジタル化の推進、新公益法人への対応、50周年記念事業の準備。今や3台に1台のタクシーがデジタル化した。無線機器の低廉化などにも取り組みタクシーの役割に自信と誇りを持って50周年に向けた節目の年として取り組みたい」と挨拶。 功労者表彰は、牧村史朗・帝産京都自動車社長、岩橋正典・有田交通社長ら9氏と叙勲、褒章受章の松本奈良雄・ゑび須タクシー社長、坂本克己・日本タクシー会長ら3氏に贈られた。 来賓祝辞は稲田修一近畿総合通信局長、長井総和近畿運輸局自動車交通部長、山田啓二京都府知事、門川大作京都市長、伊藤隆全タク連理事長らが述べた。長井部長は「審議で(法案の)全会一致は重いと感じる。重さをしっかり受けて実施していく」と。 ![]() ![]() |