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海事分野の公務職場で働く女性の座談会を開く−神戸運監部 (1/2)
「女性の視点を生かして 未来の人材へつなぐタスキ」

神戸運輸監理部(吉田正彦部長)は10月12日に運輸管理部部長室で「海事分野の公務職場で働く女性の座談会」を行った。座談会には財務省神戸税関 監視部取締部門・監視官の小田亜侑実氏、国土交通省近畿地方整備局 港湾空港部 品質確保室 技術評価係長の竹村知子氏、国土交通省神戸運輸監理部 海上交通環境部 外国船舶監督官の大前政恵氏、神戸海上保安部 管理課 総務係の中山裕子氏、神戸市 みなと総局 みなと振興部 振興課 客船誘致担当係長の百田弥生氏の5名の女性が出席、司会を神戸運輸監理部 総務係長の澁谷一穂氏が務めた。

最初に、吉田部長は「今、働いている人に改善点を伝えてもらいたい。感心を持ってもらえるように忌憚のない意見交換を」と挨拶した。

座談会では主に職場の現状や仕事上で感じる性別差、女性が働きやすい環境について意見交換が行われた。仕事上で感じる性別差については、「フラットな目線で見ていただいている」、「女性だから困ったことはない。工事現場にトイレが一つしかなかったのに、現場監督がトイレを作ってくれたことがあった」、「女性配置の歴史が浅く手探りの状態だが、自然に受け入れてくれている」「男性と仕事内容が同じなのでやりがいがある」とそれぞれ良好な職場環境であることを伝えた。