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【年頭所感】兵庫県交通共済協同組合 理事長 森川 武夫 (1/2)
安心と信頼される共済を目指して

 新年明けましておめでとうございます。
 
 組合員の皆様におかれましてはお健やかに新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
 
 旧年中は、組合員皆様ならびに関係諸団体の皆様には、本組合の運営に格段のご支援とご協力を賜り心から厚くお礼を申し上げます。
 
 昨年を顧みますと、前年から続く世界的な経済不況が長引く中、運輸業界も国内外における荷動きの落ち込みが響き、一般物流・港湾輸送等の極端な輸送量の減少に加え、環境問題による設備投資を余議なくされ、経営は大きく圧迫されているのであります。
 
 加えて、9月に民主党に新政権が誕生し、選挙公約のうちトラック運送業界にとって影響の大きい「暫定税率廃止」後の諸課題について明確な方針が決定されないまま不安を抱えての越年となりました。