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「人材確保に業界の魅力発信を」−兵整振総会・兵整商代議員会 (1/2)
兵庫県自動車整備振興会(橋本一豊会長)は6月15日、シーサイドホテル舞子ビラ神戸で平成30年度定時総会を開き、平成29年度決算報告等を原案どおり承認した。長岡利幸氏(いすゞ自動車近畿)が兵庫支社の支社長退任に伴い理事を退任することを受けて、理事の補選を行った。新理事には内海一郎氏(いすゞ自動車近畿)が選任された。平成31年度定時総会終結までの残任期間の間、理事を務める。

橋本会長は冒頭の挨拶で、自動車の保有構造の変化や少子高齢化による人口減少に伴い自動車整備士の確保が課題となっていることに触れ、「自動車整備に携わる人材確保に力をいれている」と話した。また、兵整振の取り組むべき平成30年度の主な事業として、「『クルマの進化に伴う新技術への対応』『ICT化への対応』『人材確保は整備業のイメージ向上から』がキャッチフレーズ」とし、継続的な業界繁栄を目指すと意気込んだ。今後について、「各支部の皆さまの連携がなければ遂行することはできない。定時集会やイベントなど、例年通りのご支援はもちろんのこと、事務局からの積極的な情報提供により支部活動の活性化を図り、連携を強固なものにしていきたい」と締めくくった。