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事業報告、収支決算など原案どおり通過ー兵庫県バス協会
兵庫県バス協会(長尾真会長)は、4月25日平成30年度第1回理事会を開き、平成30年度通常総会への上程する平成29年度事業報告、同収支決算、高知県との「災害時等におけるバスによる緊急輸送等」に関する協定書の締結についておよび退会など審議へすべて原案どおり了承した。

長尾会長は「昨日、日バスでは、地方交通委員会が開かれ、いわゆる岡山県の両備バス問題でした。日バスとして正式な見解は今の所はないが、5月の運営委員会で検討されよう。規制緩和後、黒字路線にからんだ事案が全国で4件がある。特に最近は自治体がからんだ事案が出ている。当協会としても今後、言うべきことは主張して参りたい。また先日、協会で6社の労組の執行委員会長と懇談した。主な内容は運転者不足で、組合からは大型2種免許の取得緩和等について関係機関に働きかけを要望したものでした。当然、協会としても取り組みたいと伝えた」と当面する諸問題について述べ挨拶した。

このあと、審議にうつり、一般会計(支出5千941万余円)運輸事業振興助成交付金会計(支出4千500余円)南海トラフ地震への対応とし高知県との災害時バス輸送について協定、(有)生野観光、のじぎく観光2社の退会を原案どおり承認した。