自動車ニュース
警察本部交通部長 春の交通安全メッセージ (1/2)
「安全・安心・快適な交通社会」を目指して
 〜春の全国交通安全運動〜
 兵庫県警察本部交通部長 松元 美智久

自動車関係業界の皆様方には、平素より交通安全対策をはじめ、警察業務の各般にわたりまして格別のご協力を賜っておりますことに、心より御礼を申し上げます。

さて、兵庫県内の交通事故情勢でありますが、本年2月末現在の交通事故死者数は25人(昨年同期比−1人)と減少はしておりますが、横断歩道を横断中の子供や高齢者の方が車にはねられ亡くなられるという悲惨な交通事故が発生しています。

とりわけ道路横断中の高齢者の方が亡くなる交通事故が多く発生しており、全交通事故死者数の60%を占めている状況であります。
このような中、入学や入社など歩行者を含めた交通流・量の変動や行楽シーズンに入り、交通事故の増加が懸念されるこの時期、春の全国交通安全運動が4月6日から15日までの10日間実施されます。

本運動では、運動の重点を
(1) 子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
(2) 自転車の安全利用の推進
(3) 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(4) 飲酒運転の根絶
としております。