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今に生きる私たちが未来をつくる(井戸知事)ー新年合同祝賀会
兵庫県、神戸市、神戸商工会議所など20 団体による平成30 年新年合同祝賀会が4日、神戸国際展示場で盛大に開かれた。

井戸敏三・兵庫県知事は「昨年の12月の下旬に広東省を視察し、世界のイノベーションの先端地域が深センや広州、香港などの珠江デルタになっているという現実を見てきた。兵庫も先導的な環境づくりに努めていく必要があると大変刺激を受けた。兵庫は県政150 周年で明治維新と同じような大転換期を迎えている。今に生きる私たちが未来をつくる。その心意気でしっかり臨んでいきたい」と抱負を語った。

久元喜造・神戸市長は「今年は兵庫県の設置、明治維新から150 年の年。近代日本の建設、近代都市神戸の建設をリードした当時の先人たちの進取の気風、未知の世界への挑戦、スピード感を学ぶ必要がある。新たな産業展開として、国内で初の水素発電のプロジェクトをポートアイランドで始動させた。他にも、海洋産業クラスターの形成にも努めて生きたい。新しい産業振興の中に、神戸の企業が参入できるように国と兵庫県と連携していきたい」と述べた。

ラファエル・アパリシオ(在神戸・パナマ総領事)関西領事団長は「これまで、これからも神戸は特別な場所です。2018年も『関西を世界に、世界を関西に』のモットーを達成していきたい」と祝辞。

威勢の良い鏡開きの後、家次恒・神戸商工会議所会頭の乾杯発声で閉宴となった。