自動車ニュース
県下の高校生多数参加、自動車整備への理解深める
兵庫県自動車整備人材確保・育成連絡会(参加団体=兵庫陸運部、兵庫県自動車整備振興会など15団体、協力=神姫商工、〈独法〉近畿検査部兵庫事務所)は、7月29日、神戸運輸監理部兵庫陸運部構内(神戸市東灘区)で第3回目となる「自動車整備士職業紹介フェアin神戸2017」を開催、県下の高校生44名が参加した。

午前9時30分から兵庫県自動車整備会館で開会式を行い、出席の岡田研二・兵庫陸運部長は「整備士職業紹介フェアに参加頂きありがとうございます。便利な車も機械ですから、整備、点検が不可欠でそれによって安全で安心して使用できます。しかし今、この整備の人手不足が大きな問題となっている。皆様方には今日、自動車整備の仕事に興味を持ち、感心を持って頂けたらと思います。短い1日ですが、夏休みの意義ある思い出となりますよう願っております」と期待を寄せた。

高校生は6班に分かれて約2時間、次世代自動車の展示場からスタート、プリウスカットモデル実車見学、スキャンツールによる故障診断、転角試験見学、車体整備(鉄金、塗装)見学、カラーマッチング、衝突軽減ブレーキ試乗体験、自動車の検査(車検)実演見学の各コースを巡回、また整備士養成機関(専門学校、大学等)の紹介などをも受け、自動車整備業全般について理解を深めた。