自動車ニュース
"一致団結して安全・安心を高める"
4月1日付けで神戸運輸管理部陸運部長に就任した岡田研二氏は、滋賀運輸支局長からの移動、兵庫へは4年ぶりの勤務。

——部長として挑戦したいことは?
まずは関係団体をまとめていきたい。それぞれの業界で課題はあると思いますが、みんなで協力し合って安全・安心を高めていければと思っています。

——今までに印象に残っている仕事は?
5、6年ほど東京の本省で自動車審査部や公害防止課で仕事をし、兵庫に戻ってきてからは検査の関係をやりました。若い時は先輩からいろんなことを教えてもらった。夜中を過ぎて仕事をすることもたくさんあったが、難しい仕事も少しずつ感じとることができました。

——今の自動車業界の課題は?
なんといっても高齢化と人手不足で、若い人を自動車業界にたくさん集めたい。自動運転やロボットなどでフォローできる部分もあると思うが、やはりドライバーや整備士は人がいなかったら始まらないと思います。

——業界に伝えたいポイントは?
人の安全が一番大事。昔から考えると年間死者数は減少しているが、まだ3000人の方が事故によって亡くなっている状況。安全・安心というのはみんなの目標であって、便利になるのも大事だが、まずはそこからだと思います。

——若手の育成について気をつけられていることは?
昔のやり方ではなくて、若手に合わせなければと思っています。ただ人の付き合いはすごく大事で、風通しよく、仲間意識をもって仕事していくことが大切だと思います。

——休日や趣味は?
大学時代には将棋同好会に入っており、今でも将棋を見るのは好きです。また25歳の時にテニスを始めて、今でも週に1回テニスをしています。あとは映画を見るのも好きです。
家族は子供が独立して夫人と2人暮らし。兵庫県洲本市出身。大阪工業大学工学部電気工学科卒、58歳。