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荷主と連携した環境対策の在り方探る 兵庫県トラック協会 (1/2)
 兵庫県トラック協会(福永征秀会長)は11月21日、「平成23年度環境と物流を考えるフォーラム」を開催した。「荷主企業とのパートナーシップ」をテーマに基調講演や事例報告、調査結果報告などが行われ、荷主企業と運送事業者の連携による環境対策の在り方を探った。
 所用で欠席した福永会長に代わり、森川武夫副会長が「トラック運送事業は我が国の様々な産業活動を支え、国民生活にとって不可欠なものであり、国内物流の中核を担っている。しかし、一般の方にはあまり良いイメージを持たれておらず、トラック運送事業が果たしている役割についても十分に理解してもらっていないと思う」とあいさつ。
 「兵ト協では平成16年から関係行政機関とともに、国道43号線沿線の物流環境対策に関する調査研究を実施している。調査研究の結果をより効果的にしていくためには、事業者の経営努力に加え、荷主企業、行政、事業者が三位一体になって連携していくことが大切」と述べた。